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24時間テレビドラマ「阿久悠物語」のネタバレ感想。阿久悠の生き様に感動した

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毎年夏の時期になると楽しみなのが24時間テレビですよね。

 

今年はマラソンランナーが当日発表でブルゾンちえみに決まるなど今までにない24時間テレビになっています。

 

今回の24時間テレビスペシャルドラマは「時代をつくった男 阿久悠物語」で亀梨和也が主演のドラマです。

 

阿久悠というと有名な作詞家であり、「スター誕生」にも携わった人物として非常に有名な方です。

 

24時間テレビのドラマで個人を題材にするのは初で、ドラマもどこか昭和を感じさせる内容になっており歴代の中でも名作というほどいいドラマだったと個人的に感じました。

「時代をつくった男 阿久悠物語」のキャスト

公式サイトよりキャストになります。▼

 

阿久悠亀梨和也

作詞家・作家。兵庫県淡路島で生まれ育ち、大学入学を機に上京。広告代理店勤務、放送作家を経て作詞家になった。常に時代を読み、アイドルソング、演歌、フォークソング、アニメソング、CMソングと幅広いジャンルの曲を手掛け、ヒットさせた。家でも職場でも愚痴や弱音を言わず、苦悩や弱みを誰にも見せることなく、生涯5000曲以上の歌を世に送り出した孤高のヒットメーカー。

 

・深田雄子(松下奈緒

阿久悠の妻。阿久悠がまだ誰からも認められていない深田公之だった時代に、初めて阿久の才能を評価した女性。阿久が勤めていた広告代理店に入社して出会い、一年後に結婚、息子・太郎を産む。放送作家を始めた阿久の仕事は多忙を極め、2~3ヶ月に一度しか家に帰って来なくなり、ほぼ母子家庭の状態で太郎を育て上げた。

 

上村一夫田中圭

阿久悠の広告代理店時代の同僚。「昭和の絵師」と呼ばれた漫画家で、阿久をして「生まれて初めて出会った天才」と言わしめた。正反対の性格だが、ふたりは生涯の友人であり、阿久が唯一仕事の苦悩や思いを話していた人物だった。

 

・吉金章(和田正人

『スター誕生!』のディレクター。番組立ち上げのときから先頭に立ってスタッフを牽引した熱血男。常に自信に満ち溢れていて、部下たちからは“鬼”と呼ばれて恐れられているが、実は人情家で涙もろい。

 

・都倉俊一(加藤シゲアキ

『スター誕生!』の審査員。作曲家。外交官の息子で海外育ち。学習院大学在学中に作曲家デビューした、クールな天才。1970年代、阿久とコンビを組んで様々な歌手のヒット曲を連発。日本の主要な音楽賞のほとんどを受賞し、一時代を築き上げた。

・池沢文男(八嶋智人

『スター誕生!』のプロデューサー。当時まだ放送作家と作詞家を掛け持ちしていた阿久悠に声をかけ、伝説のオーディション番組『スター誕生!』を立ち上げた。番組をこよなく愛し、スタッフ、出演者から信頼され慕われていた心優しきテレビマン。

「時代をつくった男 阿久悠物語」のあらすじ

公式サイトよりあらすじになります。▼

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http://www.ntv.co.jp/24h/drama2017/story/index.html

 

時代を彩った数々の名曲を生んだ作詞家・阿久悠。"ヒットメーカー"と呼ばれた阿久の歌は、平成の今も愛され続けている。阿久の妻・雄子(松下奈緒)は、女子高生たちが夫の作った歌を口ずさむ姿を見て、阿久と出会った頃を思い出す……。

 

昭和38(1963)年、阿久悠こと深田公之(亀梨和也)は、広告代理店に勤めるサラリーマンだった。そこで出会ったのが雄子。同じ匂いを感じた二人はつき合い始め、翌年結婚。この頃から、会社には内緒で放送作家のアルバイトを始め、そこで「阿久悠」というペンネームを使うようになった。

 

“ものを書く”仕事をしたかった阿久は、やがて会社を辞めフリーの放送作家に。そして、作詞にもチャレンジするとその才能を発揮し、森山加代子の『白い蝶のサンバ』を大ヒットさせる。

 

「時代を作る流行歌を生み出したい」と、本格的に作詞活動をすることを決意する阿久。仕事はますます忙しくなり、雄子と息子・太郎の待つ家へ帰るのは 2~3か月に一度、という状況になっていった。

 

昭和46(1971)年。阿久は、日本テレビのプロデューサー・池沢(八嶋智人)に声を掛けられ、新番組の立ち上げに参加する。池沢は「テレビ局からスターを生み出したい!」と、新しいオーディション番組を作ろうとしていた。

 

池沢にアイデアを求められた阿久は、オーディションのすべての過程をガラス張りにして放送するという今までにない番組スタイルを提案する。それが伝説のオーディション番組、「スター誕生!」の始まりだった。

 

自ら審査員を務めることも決まり、いよいよ『スター誕生!』の放送が開始。
しかし、阿久や池沢ら制作スタッフが期待していたようなスター候補生はなかなか現れず、番組は前途多難なスタートを切ったのだった――。

阿久悠の生き様が好き

「スター誕生」の裏側が主なドラマの内容になっていましたが、個人的にとても印象に残ったのが阿久悠の生き方です。

 

ドラマも「スター誕生」と並行して「阿久悠の人生」という構成になっており、妻雄子との出会いだったり、子供太郎とのやりとりなど家族との関係など「阿久悠という人間」を描いた部分もありました。

 

自分の好きなことをやって、自分の人生を切り開いた男。

ドラマを見て阿久悠に感じたことはこれです。阿久悠は調べて見ると5000曲以上の作品に関わっていて、記念館も作られるなど時代によっては知らない人がいないほど有名な人だということがわかります。

 

自分が好きなことをして、周りに認めてもらえるほどの結果を残せるかと言ったら正直自分は出来ないなって思っちゃいますね。

 

好きなことで生きていけるってほんとに理想ではあるけど、それを実現できる人というのはそう多くはないのが現実でしょう。

 

阿久悠もドラマの冒頭部分を見ていると下積み時代があり、苦労をしていた時もありました。その中で、あきらめずにひたむきに目標に向かっていく姿は「かっこいい」と思いながら自分はドラマを見ていました。

 

自分もいま自由な人生を追い求めてひたむきに努力している最中ですが、阿久悠の姿を見てもっともっと努力が必要だなと思いましたね。

家族思いな姿は参考にすべき

阿久悠のような昭和時代に実力があった人物というと、どこか家族思いでない人というイメージが自分の中にはありました。

 

仕事人間という言葉がピッタリな自分の仕事だけをして家には全く帰らないそんなイメージが昭和の男にはあり、勝手ながら阿久悠にもそんなイメージを抱いていました。

 

しかし、ドラマを見ていると妻雄子とも頻繁に連絡をとっていたし、息子の太郎を心配する姿も何度も見られて家族思いな一面に少し感動しました。

 

いまの現代にも社畜といわれるように会社でずっと仕事をしている、いわゆる仕事人間の人もいます。

 

自分はこの仕事人間に対しては疑問に思っていて、自分の妻または夫に子供との時間は毎日きちんととるべきなのではないかなと思ってます。

 

やはり仕事と家族関係を両立し大切に出来る人というのはカッコいいです。まさに今回の阿久悠がそうでしたね。

 

自分もその2つを両立できるような人間になりたいと「阿久悠物語」で強く思いました。

 

 

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